中華文化の影響が色濃く残るシンガポール、旧暦の5月には「ちまき(粽)」を売る光景を目にします。

*旧暦の5月5日にちまきを食べる中国の風習がここでも息づいています。

ところで、シンガポールで面白いのは、Nonya Dumpling(ニョニャ風ちまき)と呼ばれるものがあることです。

ニョニャ風とは、料理では簡単には中華風とマレー風のミックスの味付けを意味します。

今回食べたニョニャ風ちまきは、もっちりとしたもち米の中は少し乾燥した豚肉。

冬瓜の細切りしたものを使用しています。

少し辛さを感じる味付けでした。

こちらはほのかに八角(中華料理に使われる香辛料の1種)の香りがしましたが、ニョニャ風ちまきには、香りづけにパンダンリーフと呼ばれる緑色のパンダンと言われる緑の葉を使うこともあるそうです。

いただいたのは1個3.20ドルのもので、けっこうボリュームがあります。

今回は高島屋シンガポールの地下飲食街の出店で購入し、持ち帰りました。

Jo Chiat Kim Choo
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